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O脚矯正の症例

膝の間隔が指4本開いている、足がむくむ 20代女性 会社員

来院時の症状

足を揃えて立つと、膝と膝の間隔が指4本分(約6cm)開いており、ふくらはぎが外側に膨らんでるように見える。

 

膝のお皿の向きが特に右側が内側を向いている。日本人に最も多いパターンのO脚の症状。

足が疲れやすく、特にふくらはぎにだるさがあり、新しい靴にしても、右側だけ外側が早くすり減る。

 

仕事後は足がパンパンにむくむせいで、スカートを履くことにも躊躇がある。

学生時代からO脚ではないかと思ってはいたが、痛みなどの症状は無かったのでそのままにしていた。O脚矯正希望。 

 
姿勢・動作テストと触診による評価

社会人になってハイヒールを履く機会が増えたせいか、歩くとすぐ疲れるし、すねやふくらはぎが痛くなる事もあるとのこと。

立ち姿勢、歩き方を検査したところ、重心がかなりつま先に寄っている。

さらに足の重心を小指側でとる癖があり、引きずって歩いてしまうせいか靴の底は右側だけ外側がすり減りやすい。

 

 姿勢は猫背。骨盤は後傾(後ろに倒れこんでいる)。腰~臀部の筋肉に緊張が診られ柔軟性はかなり低い。

特に股関節の外旋(膝を外に向ける動作)に可動域制限がある。

 

原因分析

骨盤が後傾する事により、足の上部の骨である大腿骨が内旋方向に導かれてしまっている、いわゆる内股姿勢の状態。

 

内股が強まるほど膝の間隔は広がって見えるので矯正が必要。 また足の重心を小指側、つまり外側でとる癖があるために、足の外側の筋肉は使いすぎるため過緊張、逆に足の内側の筋肉は使わなすぎるため弱体化してしまっている。

 

これでは足の重心バランスが上手く取れず、姿勢が崩れたり足の疲れが出やすくなってしまう。

O脚の原因はこれら骨格の歪みから徐々に引き起こされたものだと思われる。

 

施術した筋肉や関節

大腿骨 脛骨 腓骨 距骨 踵骨 リスフラン関節 ショパール関節 骨盤 腰椎

大腿四頭筋 大腿二頭筋 腸腰筋 脛骨筋 腓骨筋 腓腹筋 中殿筋 腰方形筋

 

施術内容と経過

まずは過緊張している部分の筋肉を緩め、正しい姿勢がとれる身体に戻していく。

具体的には足の筋肉である大腿四頭筋、足底筋、ふくらはぎと、股関節回りの筋肉である腸腰筋、殿筋、梨状筋、腰方形筋、

ハムストリング等を緩めていく。筋肉を緩めた後、関節操作をし骨格を正しい位置に戻す。 

必要に応じてチュービング(ゴムバンドを用いた矯正)を行い、さらに膝の間隔を狭める。 

日常生活においても改善が必要なので、O脚の矯正につながる正しい姿勢の取り方、歩き方、重心の取り方、等を指導する。

またそれをし易くするためのホームエクササイズやストレッチも合わせて指導する。

 

施術1回目 

過緊張している足、股関節、骨盤周りの筋肉を緩める。

足首の関節に固さが感じられたため、モビリゼーションを行い、関節の動きを取り戻す。 

ホームエクササイズとして、O脚改善の体操を指導しました。 施術前は膝の間隔が4指本分だったのが、3本に狭まりました。

 

施術2~3回目 

今まで気付けていなかった内股姿勢と猫背を意識的に直す努力をして頂き、そのためか足の内側が筋肉痛になったとの事。

それは使われていなかった筋肉を使えるようになった証拠で良いことであると説明。

 施術後は、ハムストリングと臀部のストレッチを指導しました。

 

施術4~6回目 

膝のお皿の向きが、真っ直ぐ正面を向けるようになってきた。足の疲労も以前より少なくなった。

ふくらはぎの痛みは感じなくなった。 施術後は、腸腰筋と足底筋のエクササイズを行いました。膝の間隔は指2本。

 

施術7回目 

足の重心がしっかり取れるようになり、以前より楽に歩けるようになったとの事。

また骨盤の後傾も大分改善され身体全体の姿勢も良くなってきた。

 

施術8回目 

今回は普段の施術に加え、足のチュービングを行いました。初めての経験との事で少し痛みはあったという事でしたが、

施術後は指1本に狭まりました。徐々に、自分がO脚であるという意識もなくなってきた、とのこと。

 

施術9回目~現在 

膝の間隔2本をしっかりキープ。ただ、O脚は狭める事よりも、しっかり定着させる事が難しくそして大事だと説明。

現在、指1本を目指しつつ来院の間隔を2週間に1回のペースにしています。

※効果には個人差があります。

 

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