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太らない『糖質』の食べ方

主食のご飯やパン、麺類、そして甘いお菓子や飲料には、

インスリンの分泌スイッチを押す「糖質」が多く含まれています。

私たちが日頃食べる食事は、三大栄養素である『糖質』『タンパク質』『脂質』に分けることができます。

それぞれの栄養素が血糖値をどれくらい上げるかを調べた研究があります。

それぞれを単体でとると、

『糖質食』のときだけ、タンパク質食や脂質食と比べると

明らかに血糖値の上昇が早く、高い、という結果になりました。

 

インスリンは血糖値の上昇に伴い分泌されるので、

高ければ高いほどインスリンも多く分泌されると理解してください。

 

つまり「おにぎりだけ」「菓子パンだけ」という糖質だけの食事は、とても太りやすい

ということが研究の結果、分かっています。

さらに興味深いことに、この研究で、

「糖質にタンパク質や脂質を組み合わせるとどうなるか?」という実験を行ないました。

 

①糖質食(ご飯180g)

②糖質+タンパク質食(ご飯180g+ゆでた鶏ささみ240g)

③糖質+脂質食(ご飯180g+マヨネーズ41g)

結果、②③の血糖値は「大幅に下がる」、という結果になりました!

 

糖質量は減らしていないにも関わらず、タンパク質や脂質との「合わせ食べ」をするだけで

血糖値の上昇が抑えられるという事です。

摂取カロリーでいえば、タンパク質や脂質と組み合わせることで約2倍に増える計算ですが、

血糖値は大幅に下がる事が分かりました。

分かりやすく説明すると、

ご飯とタンパク質を一緒に食べるだけで、ご飯を半分に減らしたのと同じ程度の結果が得られた、

という研究結果になったのです。

 

合わせ食べの効果がお分かりになって頂けたでしょうか!

 

まとめると、

糖質を、タンパク質・脂質と「合わせ食べ」すると「食後の血糖値が高く上がらない」

=「インスリンの分泌量が増えすぎない」

=「インスリンが脂肪に変換される量が減る」

という事です。

上記を踏まえて問題です!

 

「塩おにぎり」VS「ツナマヨおにぎり」

はどちらが太らないでしょうか?

カロリー的には勿論「塩おにぎり」の方が少ないですが、「ツナマヨおにぎり」の方が太らないんです!

 

マヨネーズはタンパク質・脂質・酢という血糖値の上昇を抑える素材が集まった調味料。

加えてツナも中性脂肪を抑制する働きのあるEPA・DHAといったオメガ3系脂肪酸が含まれています。

 

コンビニでチョイスするなら迷わず「ツナマヨおにぎり」を選んでくださいね!

 

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