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トリガーポイントとは?①

「トリガー」とは「引き金」という意味で、その場所から痛みを飛ばすという意味です。例えば肩にトリガーポイントが出来てしまったとして、その痛みが頭に飛ばされ「頭痛」を感じたり、背中に飛ばされて「背部痛」を感じたりします。

 

これらの痛みを「関連痛」と呼ばれます。痛みを感じる場所が違う場所にあるため病院等の医療機関で原因不明の痛みとして扱われてしまう事が多くあります。

出典:針灸整体OASIS

定義

【トリガーポイントの定義】

「押すと鋭い痛みを感じる過敏になった限局性のスポットで、筋組織の触診可能な索状硬結上の結節の中に存在する」

TravellとSimonsによるトリガーポイントの定義。

 

難しくてこれでは解らないと思いますので説明します。

「押すと鋭い痛みを感じる~」とあるように、トリガーポイントは押すと例外なく痛みを生じます。このことに対して疑問の余地はありません。トリガーポイントが緩むに従って、その痛みも消失していきます。

 

「触診可能な~」とあるように有能なセラピストであればトリガーポイントを発見することは可能です。誰もが発見できるものではなく、硬結を感じ取れるだけの指の感受性が必要です。

 

「硬結」とはトリガーポイントそのものの事。触診すると筋肉に、こわばり、あるいは小さなしこりが感じられます。

大きさはピンの頭位の小さいものから豆粒くらいの大きさまで様々。足の筋肉のように大きいものだと親指くらいの大きさのものもあります。

 

「索状硬結」とは、コードやケーブルのような形や固さの筋肉の帯のことで、腱などと間違えやすいです。索状硬結があると筋肉を伸長する能力が落ち、可動範囲が制限されてしまいます。トリガーポイントはこの索状硬結の中に発生します。

 

筋肉に力を入れるときに筋繊維に収縮が起こるのですが、筋繊維において実際に収縮が起こるのは、「サルコメア」という組織です。筋繊維の最小単位で顕微鏡でようやく観察できる部位なのですが、このサルコメアが過剰な刺激を受けてしまうと収縮状態から戻れなくなります。これがトリガーポイントの正体なのです。

 

サルコメアは通常、小さなポンプのような役割をしています。収縮・伸張し、毛細血管を通じて血液を循環させています。サルコメアが収縮し、トリガーポイント化した部位があると、そこで血流が止まってしまいます。その結果、血液が筋肉に供給しなくてはならない酸素が不足し、老廃物も蓄積し、トリガーポイントに対して悪い刺激を与えるようになります。

トリガーポイントはこの緊急事態に反応し、「痛み」という信号を脳に送り、脳はその信号を受けて、休息を筋肉に与えようとする。筋肉は使わないようにすると短く硬くなっていき、索状硬結やトリガーポイントが発生していく。悪循環に陥ってしまうのです。

 

ちょっと難しかったかもしれません。トリガーポイントの定義としては以上です。

次回はトリガーポイントの『関連痛』について説明いたします。

 

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