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五十肩の症例

腕が挙げられない、肩を動かすと痛む 40代男性 会社員

来院時の症状

・3カ月前から腕が上がりずらいのに気が付いた

・そのうち徐々に肩を回すと痛むようになった

・洋服の着替えでも痛くて難しい

・病院で『五十肩』と診断された

・運動療法を教えられ、実践したが良くならない

・動かさなくても痛みを感じるようになってきた

 

「このまま痛みが増していくのではないかと不安。何をしたら良くなるのか分からない!」

 

このような症状でご来院されました。

原因分析

五十肩の症状は徐々に悪い方に進行していきます。

初めは動かし辛いだけだったものが、痛みを出すようになります。

 

今回の場合も同様で、3カ月をかけて徐々に五十肩の症状が進行していったようです。

特別な事ではなく、五十肩というのはそういうものなのです。

 

五十肩の原因は、肩の筋肉への過剰な酷使です。

具体的には肩関節をまたいで付着している『棘上筋』を使い過ぎてしまった事が原因でした。

 

この患者さんはパソコン仕事を一日8時間以上されています。

キーボードやマウスを操作している時の腕の重さを負担しているのが肩の筋肉です。

とりわけ棘上筋は小さい筋肉のわりに負担する割合が多いため、最も固まりやすい筋肉です。

五十肩の原因となる筋肉のナンバー1です。

 

姿勢も悪く、猫背で内肩姿勢。日常生活で運動やストレッチを全くしていない。

五十肩になる条件が揃ってしまっていました。

 

この肩への負担の蓄積で、筋肉が固まり、肩関節が動かない状態になったと考えられます。

この患者さんの場合ここからさらに、人間の防御反応による関節の石灰化も起きていました。

これで完全に肩関節にロックがかかってしまい、少し動かしただけで関節が痛むようになったのです。

 

石灰化した肩関節を少しでも早く元に戻すためには、多少痛くても動かす!これしかありません。

ただ、やみくもに動かすのは逆に症状を悪化させるので、正しい動かし方を覚えて頂かなくてなりません。 

 

施術した筋肉や関節

棘上筋 僧帽筋 肩甲挙筋 上腕二頭筋 上腕三頭筋 前鋸筋 棘下筋 肩甲下筋 肩関節

 

施術内容と経過

初回施術

肩の可動域や痛みの出る動きを細かくチェックする。

どの動きも良くないが、特に腕を後ろに回す動きで痛みが強く出る。

まずは緊張している筋肉を緩める。手・前腕・上腕・肩という順で施術を行う。

 

肩関節や手首の関節・肘関節・頚椎の動きを取り戻していく。

モビリゼーションやモーションパルペーションというテクニックを使用する。

決してバキバキ鳴らすような施術は行わない。

施術後は五十肩改善のエクササイズを覚えて頂きました。

 

施術2回目

前回施術から3日後にご来院。肩の動きは全く変化なし。

施術は前回と同様です。

施術後は肩の関節を動かすエクササイズを覚えて頂きました。

 

施術3回目

前回施術から3日後にご来院。肩の動きは全く変化なし。動かしたときの痛みは半分位に軽減したとの事。

施術は前回と同様です。

施術後は腕の筋肉のストレッチを覚えて頂きました。

 

施術4回目

前回施術から4日後にご来院。肩の動きが良くなったとの事。前から上・横から上に手を上げる動きは改善が見られた。

後ろに回す動きはまだ制限がかかっている。

施術は前回と同様に加え、PNFというストレッチを行いました。

 

施術5回目

前回施術から4日後にご来院。肩を動かした時の痛みを感じる事が大分減ったとの事。

施術は前回と同様。

 

施術後は姿勢を良くするストレッチを覚えて頂きました。

 

施術6回目~メンテナンス

痛みが大分減ったので、来院ペースを1週間~2週間に広げました。痛みはかなり無くなり、

動きもスポーツをするのでなければ気が付かないレベルまで回復。

 

仕事の負担は相変わらず大きいので、また五十肩の症状が出ないように定期的に通って頂いています。

 

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