痩せる『水』の飲み方

水を飲むだけでダイエットに効果があったとする研究があります。

英国バーミンガム大学の研究で、

「1日に１，５リットルの水を飲むだけで、12週間後に平均4.3キロ体重が減少した」

と医学誌に発表しています。

しかし、ただ単に水を１．５リットル飲むだけで体重が減少したわけではありません。

この実験では、ある特殊な条件下でのみ、ダイエットに効果があったと結論付けているのです。

ポイントは「水をとるタイミング」にあります。

特殊な条件とは「毎食３０分前に５００ミリリットルずつの水を飲む」というもの。

３食のうち１食だけ３０分前に水を飲んだ場合では効果が得られませんでした。

３食全て３０分前に５００ミリリットルの水を飲む、というルールを守った人たちは４．３キロの減量という結果が得られました。

このことから、食中・食後に少量ずつ頻回に飲んでもダイエットの効果は出ないということが分かりました。

５００ミリリットルの水を飲むことにより、血液が希釈され、食後血糖の上昇を抑制していると考えられています。

では、「食事中に水を飲む」ことは良い事でしょうか？

実は食事中に水を飲むことはおすすめできない、という事だそうです。

なぜなら、食事中に水分をたくさんとると、とった栄養分が胃から腸に到達するスピードが速くなり、

血糖値が上がりやすくなる可能性があるからです。

基本的には水分は食事前にたっぷりとっておき、食事中や食後の水分摂取は最小限に留めましょう。

痩せる水の飲み方をまとめると、

「食事の３０分前に５００ミリリットルの水を飲む」

「３食ともしっかりこのルールを守る」

「食事中は水を飲まない」

今までの考えではなかなか取り組んでいないと思います。

しかし、決して難しいことではないので是非取り組んで、血糖値の上昇を抑えていきましょう！