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ストレートネックで言われること

病院で言われることの意味は?

「頚椎の5番と6番が狭いね」とお医者さんに言われることが良くあります。病院だと詳しく説明してもらえないことが多いのでその意味を説明します。

 

頚椎は一本の骨の棒で出来ている訳ではなく、骨のブロックが積み重なって出来ています。骨のブロックもそのまま積み重なっているのではなく、間に『椎間板』というクッション素材が挟まっているのです。頚椎の上から順に1番、2番と数えて、5番目の骨のブロックと6番目の間の椎間板がつぶれて、狭くなってしまっているね、という意味なんです。

 

頚椎のブロックの数は7個。5番と6番というと首と肩の付け根のあたりです。

この部分に頭の重さが一番のしかかるポイントなのです。

椎間板がつぶれてしまうとどうなるのでしょうか?頭は前方にうつむいているわけですから、椎間板の前側がつぶされます。すると椎間板は後ろに飛び出ようとしますから、後ろにある「脊髄神経」を圧迫し痺れが出ます。5番、6番から出ている神経は手の方に伸びている神経ですから、手の痺れの原因となります。

 

ストレートネックの病院での主な治療法

整形外科では以下の治療を行うことが多いようです。

 

・薬物療法

痛みが強い場合は非ステロイド性鎮痛消炎剤を使用するケースが多いです。

ただ、痛みを一時的に緩和することはできますが、骨格に作用するものではないのでストレートネックの根本的解決にはなりません。

 

・温熱療法

患部を温めることによって血液循環を促し、回復力を高める療法です。ホットパック等で直接温めるケースもありますし、漢方薬を使用し内側から血液循環を促す方法もあるようです。骨格の改善は見込めませんが、自然治癒力を高めることで、痛みを抑えることは可能です。

 

・頚椎の牽引治療

頚椎牽引器や装具を使用することによって、頚椎を牽引する治療も行われることが多い。神経圧迫や筋緊張を和らげ、血液循環を促して痛みを緩和することが期待できる。

 

・手術

重度の場合は手術を行う事もあるそうです。ただ、ストレートネックを改善する手術というのは基本的には無く、ヘルニア等の重度の頚椎障害の場合だけです。

 
 

結論を言ってしまうと、「ストレートネックは病院で治すものではない」という事が言えます。

専門治療院で改善するか、またはストレッチ等のセルフエクササイズも効果があります。

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